Archive for January, 2007

先日リリースした、Phonethica Desktop v0.5bですが、60MB強とサイズが大きいにも関わらず、多くの方におつかいいただいているようでうれしい限りです。Phonethicaのコンセプトが前よりもよくわかるようになった、言語の面白さに改めて気づいた!といううれしいご意見もいただきました。
一方で、「単語AとBはすごく似てると思うんだけど、なんでつながってないの」とか「リンクを足すことはできないのですか?」という質問もいただきました。じつは、まさにそこが僕たちの悩みであり、現在、Web版を作っている最大の理由でもあります。
今回のソフトウェアで表示される単語のつながりは、各単語の発音記号列の類似性を機械的に計算したもので、個々人の聞こえ方の差異は全く反映されていません。本来、言語の聞こえ方はその人の母国語の特徴などに大きく左右されるもので、単純に「AとBは似ている」と言い切れるものではないはずです。ネットワーク的な表示は、単語のつながりがわかりやすく提示できるという利点がある一方で、つながりがある単語とない単語を二元論的にわけるような印象を与えてしまうという問題点があります。
こうした問題点を解消するために現在取り組んでいるのが、WebサイトとしてのPhonethicaです。自分が知っている似ている言葉を自由に投稿できるようにすると同時に他人が投稿した「つながり」に投票することも可能になります。その中で、例えば、日本人にとっては同じに聞こえるLとRの音が、欧米人には全く違って聞こえるといった言語圏による感じ方の違いなども明白になってくるはずです。
ということで、こうした問題点もあるということをご了承の上で楽しんでいただければと思います。Desktopを使っていて、なんでこの単語がないんだ!ということがあれば、ぜひメモをとっておいてください。そしてWebサービスが稼働した暁に、投稿していただければと思います。

大変長らく、お待たせしました。Phonethica Desktopの最初のベータ版を発表します!!

Phonethica Desktop

ダウンロード
Phonethica_Desktop_v0.5_beta.dmg / 63.3MB

スクリーンショット
こちらを参照
システム必要条件
Mac OS X 10.4 以上. Universal Binary. PPC, Intelどちらでも動作
注意事項
このソフトウェアはフリーソフトウェアです。著作権は作者にあります。個人的・非商業的 目的であれば制限なく自由な利用が許可されています。再配布は原則禁止です。本プログラムの作成・公開には十分注意を払っていますが、万一本ソフトウェアの使用において生じた損害等については、責任を負いかねますのでご了承下さい。
バグレポート等
こちらまでお送りください。 nao.tokui@gmail.com.
コメントやご意見をお聞かせいただけると非常に助かります。

コンセプト & ディレクション:
遠藤 拓己
www.inexhale.net
エンジニアリング & プログラミング:
徳井 直生 (国際メディア研究財団 研究員)
www.naotokui.com
アイコン/デザインディレクション:
Karl Willis
www.darcy.co.nz
スーパーバイザー:
北野 宏明 (SONY CSL)
謝辞:
本ソフトウェアは, IPA (情報処理推進機構)
“未踏ソフトウェア創造事業”のサポートを
受けて開発されました。
Special Thanks to:
大野 一生 (国際メディア研究財団)
マネージメント
永野 哲久
monalisa-au.org
Web開発
AOKI takamasa
www.aokitakamasa.com
サウンドアイコン

We are proud to present our first public beta version of Phonethica Desktop.

Download
Phonethica_Desktop_v0.5_beta.dmg / 63.3MB
Screenshot
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System Requirements
Mac OS X 10.4 (or later). Universal Binary.
Disclaimer
This software is freeware. No responsibility is taken for damage resulting from the use of this software. Commercial use and redistribution are prohibited.
Bug Reports / Feature Requests
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インハウスレクチャーのためにCIANTに立ち寄ったメディアアート界の巨匠Woddy Vasulka(ウッディ・ヴァスルカ)氏とCIANT LABにて面会.メディアシアター「Kitchen」及びニューヨーク州立大学バッファロー校をプラットフォームに70年代初頭から国際的な活躍を重ねてきた氏には,NTT ICCで1998年に開催された個展「ザ・ブラザーフット」展で大きな感銘を受けて以降,有形無形の影響を受けてきた.Vasulka氏がチェコスロヴァキア出身であることは知っていたが,近年の活動拠点は米国及びドイツだったはずなので,まさかこんなに早く会えるとは思っておらず,望外の幸いとなる.

面会では,氏が現在ZKMで現在開催中の「MindFrames」展のビデオやPhonethica - Rondoのビデオを見ながらテクノロジーアートの過去・現在・未来について論議したほか,階下のレストランに場所を移してからはドキュメンタリーフィルムや映像ジャーナリズムについてもそれぞれの関心事を交換した.欧州でも何かと話題の「不都合な真実」,「ダーウィンの悪夢」,それから奥崎謙三の「ゆきゆきて,神軍」の話しで大いに盛り上がる.

遠藤拓己


Project Phonethica

Combining scientific technology and art, Phonethica is an interdisciplinary project which explores the diversity of the world, through the phonetics of its 6,000 languages.

 
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