Archive for September, 2006
2006年6月よりNTT ICCにて常設展示しているProject Phonethicaのインスタレーション「Rondo」のコアシステムを,ICC企画展「コネクティング・ワールド」のオープンにあわせ,メジャーアップデートしました.
主な追加機能は以下の通りです.
(1)言語名の表示(画面右中央):
検索された各単語の言語名一覧が表示されるようになりました.この表示は検索の状態に合わせて動的に変化します.
(2)スクリーンキーボードからの検索機能(画面中央及び左下):
これまで一番リクエストの多かった機能をついに実装しました! このことにより,任意の単語,たとえば自分の名前を入力し,そこからその単語と音声的に似ているコトバを探し出すことができるようになりました.キーボードはカナ(写真上)とアルファベット(写真下)に対応しています.
(3)地域情報の表示(画面左中央):
選択した単語の話されている地域の情報(国名/人口/言語)の情報が表示されるようになりました.
NTT ICCの常設作品は無料でご覧頂けますので,多くの皆様のご来場をお待ちしています.是非新しい機能を試してみてください.
なお,開発チームは続いて音声認識機能の実装に取りかかり始めました.インスタレーション「Rondo」のアップデート情報は引き続きこのブログでお伝えします.ご期待下さい.
遠藤拓己:ディレクター
格闘! ケプストラム, LPC, MFCC…
具体的には,Webサイトを通じてユーザから投稿された音声データを解析,比較することで自動的に類似する単語のネットワークを構築しようというものだ. 現行のシステムでは,単語辞書に収録された発音記号(IPA記号)列を文字列比較アルゴリズムを利用して,比較するという手法をとっているが,発音記号つきの辞書が一般に入手できる言語が限られていること,ならびにIPA記号そのものの限界がしてきされていることなどから,今後のシステムの拡張を目指す上で実データ音声比較が必須であるという結論に達した.
hougen.jp 竹林さんとのミーティング
危機言語に対する取り組み,言語学への貢献といった観点から,アートプロジェクトを標榜する本プロジェクトの立ち位置を再度見直すべき時点にさしかかっていることを改めて感じた.… 追記 - ミーティング前につれていっていただいたうどん屋「丸香」にやられました.
9月18日より23日まで,銀座のアートギャラリー,スペース・コーボー・アンド・トモにて開催される「DIVVY/dual プロジェクト #1」にて 「TYPE – TRACE」の展示を行います.「TYPE – TRACE」は,Project Phonethicaのインスタレーション構想中に湧き上がってきたいくつかのアイデアのうちの1つをベースに,エンジニアの松山真也さんと共に制作中の新作です.
NTT ICCで展示中のProject Phonethica Installation “RONDO”とはスケールも毛色も異なる作品ですが,多くの方々にお越し頂ければ幸いです.なお,展覧会終了日の翌日24日(日)には,NTT ICCにてこの企画に関連したトークセッションを行います(パネリスト:椿昇.楠見清,ドミニク・チェン,山形浩生,遠藤拓己)ので,こちらもあせて是非.
以下プロジェクトサイトより引用:
DIVVY/dual プロジェクト #1は,創造行為を行う人(アーティスト)、それを伝える人(キュレーター)、そしてそれを楽しむ人たち(オーディエンス)の繋がりを新しく模索するためのプラットフォームを作っていく新しい取り組みです.
DIVVY/dual とは、INDIVIDUAL[個人/主体]を分割することによって、複数のアイデンティティを共有するという意味の造語です.
今日、私たちは創造的な作業を一人で行うのではなく、ネットワークとメディア技術を使って不特定多数の人たちとアイデアや能力を共有しながら、より高度な地点に到達できるということを「オープンソース」や「フリーカルチャー」といった運動の歴史から知ることができます.私たちは実験的な芸術とウェブ文化の側面を参照しながら、「作り手/受け手」という構図を分割して、「作り手」と「受け手」が協同しながら表現活動を蓄積していくための枠組みを実験・議論・提案していきます.
第一回となる今回は、作曲家/メディア・アーティストの遠藤拓己による作品展示がフィーチャーされます.「言葉というメディアは私たちが持つ最もベーシックなメディアであり、私たちはタイピングをして一日に何千もの言葉をメールや仕事で生成する.この作品は、時間軸上でタイピングを記録し,再生する.一字一字、タイプ音と共に再現される言葉の集積を眺めることによって、タイプした人間の気配や温もりが浮かび上がってくる.そして他者のテクストの上に、あなた自身の痕跡を残していくことによって、この織物は姿を変えていく.」
[エンジニア:松山真也;キュレーター:ドミニク・チェン]
この展示の後の2006年9月24日(日)午後14:00より、NTT ICCにおいて関連トークセッションが開催されます。
[プロジェクト主催者:Gadago NPO; スポンサー:モジラ・ジャパン]
DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」
会場: スペース・コーボー・アンド・トモ
スケジュール: 2006年09月18日 〜 2006年09月23日17:00まで
住所: 〒104-0061 東京都 中央区 銀座1-9-8 奥野ビルB1
電話: 03-3567-8727 ファックス: 03-3567-8727
9/1 Meeting Log 2 (メモ)
Yamatoさんの記事に続いて、僕なりにMeetingででたアイデアをまとめてみる。
1. Phonethica iTunesプラグイン
iTunes上で、言語の連鎖をたのしめる。音声ファイルの分析をローカルでやってサーバに返してくれる、さらにその家庭をITunesのVisualiserのような形で可視化してくれるとなおよし。
iTunesのプラグインのSDKについては古いものしか見つけられなかった。これが最新??
http://developer.apple.com/technotes/tn/tn2016.html
2. 分散Phonethica
各種分散コンピューティングの紹介 (遠藤さんの紹介)
SETI@HOMEのようなイメージ
いずれにしても、音声分析/比較の方法を早めに確立しなければ。。。(自問中です 笑)
Project Phonethica
Combining scientific technology and art, Phonethica is an interdisciplinary project which explores the diversity of the world, through the phonetics of its 6,000 languages.
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