Archive for February, 2006

IPA未踏事業でのソフトウェア開発期間も終盤を迎え,Phonethiacaチームは先週の土曜日からパリの徳井氏のアトリエで合宿を行っている.明日21日には重要なプレゼンテーションも控えており,開発のテンションはいやがうえにも上がってきた.
以下はPhonethica System最新バージョンのスクリーンショットと合宿の様子.
なお,同システムのベータバージョンを3月の終わりにリリースすることとした.
乞うご期待.
遠藤拓己

Transmediale 06

12Feb06

2月3日から6日にかけてベルリンで開催されたMedia Artの祭典 Transmediale 06 において,Phonethica Installationの開発風景を公開すると共に,Phonethica Desktopのデモンストレーションを行いました.
詳細についてはOpen Studio Programmの終了する25日以降に改めて詳しく述べたいと思いますが,数多くの皆様にご来場頂いたことを心から感謝します.
遠藤拓己

Phonethicaのインタフェースがだいぶ見れるものになってきました。上に添付したスクリーンショットだけではわかりにくいですが、様々な言語の単語が音の類似度に応じてつながり、単語のネットワークが有機的に成長していくようなイメージに近づきつつあります。Web上のイメージ検索との連携も試してみました(一番右)。画像と組み合わせることで、より直感的にそれぞれの単語の意味が伝わるようになればと考えています。(アプリケーションの上のアイコンはすべてKarlのデザインです)
ただ、ネットワークが複雑になってくるにつれて、単語の配置が難しくなってきました。うまく単語を配置してあげないと、単語同士あるいは単語と単語間のリンクが重なりネットワークの構造が把握しにくくなります。リンクの交差をできるだけ減らして、画面上にうまく散らばってくれるような配置が望ましいのですが、今回の場合のように閉路(cycle)を含んだ有向グラフを動的に描画するのはなかなか難しいタスクです。
元々はSONASPHEREでやったように仮想物理空間を仮定して、単語同士に反発する力を、リンクにはバネの力が働くものと仮定して描画していました。さらに中心となる単語から放射状の磁場を仮定し、それぞれの有向リンクを方位磁石のようなものとし、各リンクが自然に放射状に散らばるにように工夫してみたところ、かなりの改善が見られました。
ちなみにこのやり方は、この本を参考にしました。以前にも紹介したことがあったのですが、動的なインタフェースを作る上でかなり参考になります。僕がもっているのは、日本語版の方なのですが、英語版の方がより新しい手法を紹介しているので、おすすめです。

Project Phonethica: Installation »off the wall« – prototype development
open studio: 3 - 25.2.2006, Tuesday to Saturday, 6pm - 11pm
Open studio for transmediale06: 3.-6.2.2006. 6pm to 11pm
Closing Party: 25.2.2006 at 6pm
Takumi Endo (Artist) - Concept and Direction
Martin Riches (Artist) – Research and Development, Realization
Kazuyasu Kochi (Architect) – Technical Contribution
Götz Dihlmann (Theatre Technician) – Construction
Special thanks to […]


Project Phonethica

Combining scientific technology and art, Phonethica is an interdisciplinary project which explores the diversity of the world, through the phonetics of its 6,000 languages.